4/22〜GW 次回のTGRについて

今日も今日とてセッション記録。
間が空いてしまったことはもう諦めた(ぁ)
それと、次回のTGRでの自分の卓のことをちらっと宣伝してみようかなと思ったり。

4/22
何故かPL4人中3人がTGRスタッフというよくわからない状態でのテストプレイ。
システムはもちろん、次回のTGRで回すゲヘナ・アナスタシス。
昔は結構一発でピシッとシナリオを組むことが出来ていたのに最近のシナリオはどうも一回ではしっくり来ない。
日和見癖は何とかしたいところ。
というか、「現代異能モノ」に慣れすぎて、他の世界観でシナリオの整合性を取る方法が自分の中で確立できてないのが問題か。
精進しなければ。

5/3
4/29は残念ながらお休みして、GW突入戦へ。
再度ゲヘナのテストプレイ…だが、なんとPL二人。
NPCを一人加えて3人パーティ(ただし一人はマスコット)というバランスで組んでみることに。
結果としては問題の残るセッションだったけれど、前回と合わせて今回はしっかりと着地点が見えた。
前回のウィアードエイジほど酷いことにはならずにすみそうな予感。

5/4
「キャンペーンでやると面白いから」という熱烈なおススメで、基本的に初めての経験となる長期スパンのキャンペーン……のシステムがよりにもよってルリルラ・ノイシュタルト。
せっかくキャンペーンで使うんだから…と趣味に走ったスキル取りで模擬戦→死にかけて色々諦めてガチキャラ作成のコンボ発動。
戦闘機乗りをやりたくてミサイルと自動小銃のスキルを取ろうとしたらTL3(文明レベル?ぶっちゃけキャンペーン中盤)にならないとその技能で扱う武器が存在しないので完全なお荷物になるというオチ。
ギャルゲーのような外見&設定の分際で実にガチ。
「中東の戦場で傭兵をやっていたグレッグという男」と、エ○ア88からパクったキャラを作ろうとした途端、
「グレッグで傭兵といったら奴しかいないよな」
『せっかくだから俺はこの赤の扉を選ぶぜ!!』
自分以外の満場一致でデスク○ムゾンと化す。
さして問題もないのでそのまま始める。
実際のセッションでは文明レベルの所為で3ターンに1回しか撃てない武器と1D10×3というダメージで2回連続で1を振ってしまった残念過ぎるダイス運の所為で使えない人のレッテルを張られる。
さもありなん。

5/6
気がつけば年末にやって以来?の迷宮キングダム
キャラの生い立ちから名前までダイスで決められる、ランダム要素をネタに大騒ぎするゲームというのが私的な迷宮キングダムの印象なのだが……どうにもこのゲーム、うっかりはまった1単語にセッションすべてが支配されてしまう事が多いような。
ちなみに今回は……とてもキノコでした。
いや、もう、それしか言いようが。


さて、最後にちまりと次回のTGRの自分の卓の情報を。
今回プレイするゲヘナは「アラビアン・ダーク・ファンタジー」を謳っているシステムです。
なるほど、アラビアンな退廃的な世界観は確かにダークな題材として面白いものだと思われます。
しかし、何の因果か今までプレイしたことのあるゲヘナはとっても面白おかしく「ダークはどこ?」ってなシナリオが多かった。
てか、サンプルシナリオまで割りとギャグっぽかった。(シナリオのラスボスの動機が「ついカッとなってやった」だったり)
というわけで今回のテーマは「ダークなシナリオがやりたい」という点。

しかし、「ダーク」とはいったいなんでしょう?
死体が歩き蛆虫が這い回って触手に襲われる?それはダークではなく「グロ」ではないか。
決して救われない可哀相な物語?それはただの「悲劇」ではないか。
あるいは「ホラー」なんかとも混同されるかもしれない。

私にとっての「ダーク」というのは、思うに「理不尽さ」ではないかと。
「何でこんな目に」「何でこんな事をしなくちゃいけないんだ」
そういう「何で」の理由が思いもよらぬところから降って来たり、最後までわからなかったりする。
そういう理解できない災いや悪意を「ダーク」と、私は感じる。

ただ、PCに直接その理不尽さが降りかかってしまっては……それはGMによる嫌がらせにしかならない。
GMはセッションに置ける最終決定権を持つ存在。行動宣言やダイスの結果にまで理不尽な反応を返されたら堪らないでしょう。
ダークなシナリオにおけるPCの立ち位置は、登場するNPC、あるいは舞台そのものに散りばめられた「理不尽さ」に抗える、覆せる救いの手であるべきかな、と。
私が目指す「ダークなシナリオ」の形はそんな感じです。

こんな思想の元に作られた今回のシナリオ……興味を持たれた方は是非、TGRでお会いしましょう。