GMに優しいPL〜プレイング編



一言で言うと「空気読め」です。
いや、それを言ってしまうと本当に一言で終わってしまうんですが。

たとえば、日常会話においての話です。
みんなが真剣に話し合っている時に、場を盛り上げようとジョークを飛ばしてみると
「まじめな話をしてるんだからふざけるなよ」
と怒られます。それは当たり前です。
TRPGにおいてもそれは同様で、シリアスなシーンを演出している時に茶化して面白くしようとしていると「空気が読めていない」となるわけです。

一般的な社交性を持った大人であれば、そんな根本的なことで失敗はしないと思いますが、案外盲点なのが「ボケとツッコミ」。
お互いにふざけている状況でも「つっこめないボケ」、「ボケにつっこまない」という状況は非常に気まずく、空気を寒くします。
これも一種の「空気が読めていない状況」です。

しかし、どんなボケに対しても確実につっこめる人などいないでしょう。
気さくな人でもシモネタは苦手だとか、諸々の理由で「つっこめない状況」は存在します。
あるいはボケの勢いがすご過ぎて気圧され、そのまま収拾がつかなくなるなんてこともあります。
以前、NWをプレイした時にPCの一人がミッ○ーだった所為でシナリオの舞台が急遽M市と名付けられ、シナリオの中心が某鼠の植民地に染められたことがありますが、それと同じようなものですね(多分)。

GMが演出しようとしている空気、PLが演出しようとしている空気、その上でPLが演出できる力量まで考えながら「空気を読んで」発言をするように心がけましょう。