フラグチェック

ついにやってしまいました、日記の三日空け。
そろそろ仕事がデスマーチだったり、ちょっぴり鬱を通り越して怒り狂ってたりと色々とあって更新が遅れたのですが、日曜日にセッションをしてきたのでそこで思ったことを。

いつも通りの定例会だったのですが、今回は悲しいまでに参加者が集まらず、なんと自分含めて二人きり。
大人しくカラオケで歌ってればいいか、と諦めモードだったのも束の間、先日手に入れたローズトゥロードのサプリメント、ストレンジソングに掲載されているソロシナリオをプレイすることに。
GMは私、PLは我がサークルの誇る女教皇様ことS女史。

結果は…全滅でした。難しかったっす。
内容としては、(弟切草かまいたちの夜)/2って感じ(超アバウト)。
時間制限つきで、時間がたてばたつほど状況が悪くなっていくシナリオだったんですが、PCが大事な情報に辿り付いた時には半ば以上手遅れ状態。
GMもPLもお互いに反省点の残る結果になりました。

GMとして特に考えさせられたのは、「イベントフラグ」について。
PLが一人とはいえ、限られた空間の中で調べるべき場所もそんなにあるわけじゃないのに、イベントフラグのある場所を端からニアミスして気付かないと言う困った事態。
うまくヒントを出して誘導できればよかったんですけど、そこが上手く出来ませんでした。

失敗を踏まえて、ちょっと気をつけてみようかと思ったことが一つ。
イベントの進行に大きく関わるフラグの配置はわかりやすくしておいた方がいいのかな、ということ。
フラグのオン/オフでその後の展開が大きく変わるとして、フラグの立て方はさっくり提示しておいて、フラグを立てるかどうかは参加者の判断に委ねる事を心がけてみようかと。

気付かなかったから失敗した、というのもPLとの駆け引きですし、巧妙に隠されたフラグを見つけ出す快感もTRPGの楽しみではあるのですけど、フラグの所在がわからない所為でシナリオが停滞する、という事態だけは避けたいのです。

フラグを見つけることが出来ないと何も出来ないままにバッドエンドに行き着いてしまうというのは、割と悪いタイプの一本道に数えられるのではないかな、とか。
後で思い返して、失敗の要因が思い出せるようなら、まだやりようはあったと思えても、どこで失敗したのかもわからないままにバッドエンドに行き着いてしまうと、納得のいかない事は多いんじゃないでしょうか。
「どこで失敗したか」…つまりは、どこにフラグがあったかというヒントが十分に提示できていたか。
これからは、この部分にちょっと注意してみようと思います。